【静岡新聞SBS @S[アットエス]】
静産大、藤枝に新キャンパス 今夏めど、駅南の施設(2017/2/14 17:00)

http://www.at-s.com/news/article/education/college/328925.html

静岡産業大が今夏をめどにJR藤枝駅南口の複合商業ビル「BiVi藤枝」(藤枝市前島)に、新キャンパスを開設する方針を固めた。
名称は「静岡産業大藤枝駅前キャンパス」となる見込み。14日までの関係者への取材で分かった。
 関係者によると、新キャンパスが進出するのは同ビル1階の予定で約800平方メートル前後になる見通し。講義室のほか、ゼミ室、学生の交流や活動スペースなども設置する予定。
合わせて同大と市が「産学官連携推進センター」も設置する計画で、3月末に同大や藤枝商工会議所などが設立を予定する「藤枝ICTコンソーシアム」の事務局や活動拠点としても活用したい考え。

 同大は藤枝市と磐田市にそれぞれ情報学部と経営学部のキャンパスがある。新キャンパスでは両学部の授業を行う見通し。少子化が進む中、同ビルのある同駅周辺は再開発が進み利便性が高く、教育環境の充実に優位と判断したとみられる。
 市は同ビルを駅南図書館や映画館などと合わせて「教育・文化の拠点」として位置付けて誘致活動を続けてきたが、同ビル1階の空き店舗が課題となっていた。
市と同大は2月中にも相互協力に関する基本合意を締結する。市は大学立地を支援するため2017年度当初予算案に650万円を計上する。