そして部長やクラブの幹部に退部を申し入れた。
部長や幹部の言い分は
「ここのクラブ活動に全力を尽くすことが、君の大学生活を充実させる唯一の方法」
「大学生活には一定の全体の秩序というのが必要。君のわがままは認められない」
と私の大学生活の生殺与奪の権利まで握っているような、狭い大学の中で
勘違いしていると言ってもいい、不遜な言い分だった。
さらに退部の条件として
・同学年の部員全員出席のミーティングを開いて、同学年部員全員承諾が必要。
・部長とクラブ役員の承諾が必要
というとんでもない条件だった。
本当のこと(講義や試験との両立が難しい。活動自体に対する興味がなくなった)と言ったら、却下されるのは分かっていた。
一応は一身上の都合ということで強引に通して、結局退部した。
他に同学年で中途退部した部員もいたけど、クラブ幹部やOBの説得慰留活動がしつこかったり、
中には部室や行事に行かなくって逃亡そして強引に退部した部員もいたりと、
少林拳法部ほどではないにしても、ここのクラブも問題が多かったと感じる。
余談だが、ここのクラブの先輩の就職先もさほど大したところに行って人は多くなかった。
マスコミ関係もそれほど強くない。
私もクラブの内情を調べずに、打算的に入部したのは、私が悪いのと自己責任とは思う。
このクラブに入る場合は、大学生活の全てをこのクラブに投げ出す覚悟で入部してください。