「先生は就職を勧めず、Fランク大学になら入れると言うんです」

 高卒の就職率は95.8%と、大卒の93.9%(同)より高い。しかし、ブルーカラー系職種が多く、3年で半分が辞めるといわれるくらい離職率が高い。これが「七五三現象(大卒7割、高卒5割、中卒3割が入社3年時点で会社に残る)」といわれる所以である。

 高校教師からしてみれば、卒業生にすぐ会社を辞められれば、間を取り持った自分の面目は丸つぶれだし、高校の信用力も落ちる。すると自分も上から責められるから大層困る。さらに、あらためて就職先の候補を開拓するのもしんどい。

○Fランク大学への就職を勧める高校教師

 そこで、低学力高校の教師によく見受けられる行動が、「Fランク大学への入学を勧めること」だという。

 Fランク大学卒業生の母Aさん(40代後半)が語る。

「昔の先生は、必死で地元企業を回って生徒を売り込んでくれたものだけど、今の先生はそんな面倒臭いことはしない。取りあえずFランク大学にぶち込んで、“問題先送り”にしてしまう人ばかりなんです」



って記事を見つけた。 ふーん興味深い