わかってないなあ、それじゃあもっと分かりやすいたとえ話をしてやろうか?

あるところに強揉みの施術者が2名、弱揉みしかしない施術者が5名いたそうだ
ここでは強揉み希望のお客が6名、弱揉みでもいいお客が15名いたとして
1日3名こなせば生活していけるとしておこう

この施術者がすべて同じ店で働いてたとするなら、強揉み施術者のところへは強揉み客
弱揉み施術者のところへは弱揉み客というように棲み分けが出来ていた
この場合強揉み施術者に回ってくるお客の確率は21分の6
これに対して弱揉み施術者に回ってくるお客の確率は21分の15
明らかに弱揉み施術者のほうが都合がいい

ところが強揉み施術者が怒って店をやめて自分で自営したとする
そうすれば自営強揉み施術者に回ってくるお客の確率は、一気に21分の21
すなわちすべてのお客が回ってくる可能性が出てくる
一方店に残った弱揉み施術者に回ってくるお客の確率は、21分の15・・・・とはいかなくなる
強揉み施術者の所に弱揉み希望の客が流れれば、弱揉み施術者に回ってくるお客の確率は下がるからだ
仮に強揉み施術者のところへ弱揉み客が3名ずつ流れれば
弱揉み施術者の回ってくるお客の確率は、21分の9になる

これで今度は弱揉み施術者があと3名増殖したとする
どうなるか?、1人の弱揉み施術者に回ってくる弱揉み客の数は下がるんだ
単純なことだ、お客の数がさほど増えないのに競合の弱揉み施術者が増えれば
1人あたりに回ってくるお客が減るのは必然

さらに弱揉み施術者が増殖したらどうなるか、後は弱揉み客というパイの奪い合い