金歯等は火葬すると金属の部分が溶け出して丸まる
ただそのままの大きさではなく砂粒くらいの大きさに細かくなって他の不純物と混ざって黒い粒になっているので普通の人にはまず分からない
溶け出すので遺骨そのものよりは灰の中により多く含まれている
再利用されたくないなら遺骨を全て持って帰ればよいという意見もあるがそれだけでは上の理由によりあまり意味はなく灰ごとさらって持って帰らなければならない
完璧を期すなら炉内や煙道、集塵機に付着した灰も回収する必要があるがそこまで対応してくれる奇特な火葬場はどこにもないだろう
また西日本のように一部拾骨の地域だとお墓のカロート入口が小さく全部拾骨用の大きな骨壺に対応していないことがあるので予め分骨しておかないと納骨できないリスクもある
仮に個人で貴金属を回収しようとしても1体だけなら精製コストの方が上回り元は取れないだろう
自治体が年間でまとめて回収するから収益になるのである