一生、独身かと思われた弟。遅すぎた結婚式。30後半。
どうしたらいいのかわからないので親戚に式の準備とか任せっぱなし。
両親はすでに老体、特に父親は今にも迎えが来そうな点滴のぜぇぜぇモード。
年の差婚だったからねぇ、おやじとおふくろ。

新婦、友達多数だったが弟はいじめられっ子のうえに陰キャだったもんで
一人もいねぇから親族のみにしたいと言い出す。
出席者:自分、3番目の弟、親父の妹の兄妹家族、数合わせに近所の連中。
新婦の家族、親戚。確かに新婦の友人席はいっぱいなのに
こちらは椅子がないじゃ凄い絵になるからな。

それでも「本家の代はあれたちで終わりだ」と思われていたのに結婚だからそりゃ喜びはしてた。
親父の妹の長男家族は長女がすでに高校生だぜ?本家は今頃、すげぇ差だ

ちなみに自分も三番目も独身だ。本当に俺らで代終了と思ってた。
三番目にいたっては障害年金貰ってる知的障碍者だからな 結婚は不可能だ
スピーチは難儀してたな、「〜を褒めるのがこんなに難しいとは」だからな。
嘘でも褒めなきゃいけないが思い浮かばない 
なんとか過去の弟の記憶をひっぱりして良かった所をようやくいうレベル
保育園〜小学校低学年のころの思い出でなんとか・・・。

新婦は当然、さくさくとスピーチは進行。 もう空気が違うわ 温度差。
引き出物とかも「どうしたらいいの?」状態だから弟は。周りがほとんどやったよ。

さてこれで本家の代は絶えないかと思いきや弟は
「子供ができても親父に見せるのは墓の前だし祖父母との交流を何一つ
させてあげれねーよ 義務教育時代の異性イベントを何一つしてこなかったからな
まあ、〜(新婦)のほうの祖父母にまかせりゃいいか」とネガティブ発言。

そんなこんなで非常に不幸だと思われる結婚式だった。
今は離婚はしてないが子供はできてないね。