続き
ここで背景について説明。
・部長は前任者が病気で退職して以来他所の部署の人が兼任してて、うちの部では空気だった。よって課長が実質的なトップで運営会議などにも顔を出せていた。
・新郎は3年目にしてチーフの座についていたが、うちの社では勤続4年以上の経験者からチーフが選ばれるというのが通例だった。(規則ではない)
 新婦曰く「私は能力で判断する」というが、それまでは我が部も4年目以上の中堅〜ベテランから選ばれていた。
・スタッフからの業務提案や高額物品購入希望は、まず各チーム内で検討されてから課長のもとへ上申され、
 その後課長・主任・チーフによる会議にて予算委員会へ持ち上げるかどうかを決めていた。
 しかし、新郎の提案は直接事務方へと直談判(新婦が)されていた。
 当然のごとく却下されていたが通ってしまったものもあり、そもそも課長へ上申する時点で没になることが多いため、他スタッフからの評判は悪い。
・新郎へ課長以外の上司や先輩(それも大ベテランな)が注意をすると、むしろ課長が注意した側を怒る。あからさまな嫌がらせをする(無視など)。
・新郎の若手スタッフ(といっても新郎よりも年下であるが職歴では先輩)に対するセクハラ被害あり。
・そのほか、公私混同な行い多数。

そんなわけで、披露宴の最中も会社関係者たちはざわざわしっぱなし。
不信感を抱えてた中で真相を知ってしまった系の方々の表情のこわばり方は凄かった。
私は色んな人に質問攻めに遭いつつ、私も知らない情報を色々入手してしまって驚愕w
特に面接での件でお偉いさんがキレており、新郎のチーフ解任+関連施設への左遷が決定。
新郎はそこで半年も経たずに退職。
新婦はというと、公私混同してきたことを調査され色々と発覚。降格などは無いものの監視役として課長補佐を付けられる。
(新郎が来るまでは自己中ではあるが、功労者で有能な人でもあったため、多少の恩情あり?)
監視されて決定権や発言権もほぼ奪われ、スタッフからも愛想をつかされているため、
仕事もなく(見つけようとしないし、あっても課長補佐に押し付けてた)一日を机に座りっぱなしでボーと過ごすようになり、とうとう自主退職した。
新婚早々2人そろって無職になったという不幸なお話。