>>768
長文です
わかります、実際に私もJAの組合員ですが
地域の出荷グループは抜けていて出荷はしていません
なので自分独自のルートがあり、農協追従の経営ではありません

その点では独り立ちした経営ができていると思っています
ただ、必要だと言ったのは農協という組織は一般食品関係の方や消費者の方が
思っている以上に食品流通を牛耳っています

つまり、個人であらゆる店に営業をかけ販売することはできるのですが
農家があまりに目立った販売を繰り返すと、農協は買い取っている「店」に圧力をかけます
「おたくの店は〇〇さんから野菜や果物を仕入れてくださいね、私共は卸しません」
(もちろん市場や農業法人等にも手を回して一切卸させないようにする)
そうなると青果店はたまりません、あらゆる所から商品を仕入れなければならないので
農協との関係が欠かせなくなる
そうなると個人からの仕入れはなるべく避け
あらゆるものを自由に入れられる市場や農業法人からの仕入れとなる(農協繋がり)
このシステムなんです

ならばそういった店じゃない所に営業をかければいいような気がしますが
そうなると大量販売が難しくなり、結果続かないと言った流れです

もう一つは農薬や資材の購入です(これが自分としては一番抜けられない要因)
製品保障があります、市販の農薬や資材は保証がなく
特に農薬で残留が出た場合にとんでもないことがおきてしまいます