結婚を支援 県が新システム導入09月19日 05時53分nhk
高知県は、少子化対策の一環として設けた「こうち出会いサポートセンター」に登録されているデータをもとに、おすすめの相手を紹介するシステムを新たに導入しました。
「こうち出会いサポートセンター」は、高知県が去年1月に開設した結婚を望む男女の出会いの支援の場で、高知市と安芸市、それに四万十市の3か所に設置されています。
センターでは登録料を支払った20歳以上の独身の男女が、登録者のプロフィールをもとに相手を探し、条件が合う相手が承諾すれば、実際に会うことができる仕組みになっています。
高知県によりますと、先月末までに905人が登録して、そのうち10組が結婚に結びついたということです。
高知県は、さらに出会いの幅を広げようと、登録されているデータをもとに、おすすめの相手を紹介するシステムを新たに導入しました。
新たなシステムでは、年齢や身長などの条件を検索して探すだけでなく、条件に合わなくても好みが似ている同性が選んだ相手もおすすめしてくれるということです。
高知県によりますと、こうしたシステムは、四国では愛媛県と徳島県ですでに導入され、成果を出しているということです。
高知県は「今後も利便性を向上させて出会いの機会を増やし、より多くのカップル成立を目指したい」としています。