掃除板を読み始めて随分経つけど、最近まで「ガラクタ」っていうのもが何なのかわかってなかった
一人暮らしには贅沢なくらいの収納スペースを満杯にした上で
壁一面に引き出し型の衣装ケースを積み上げてるけど、ゴミは捨ててるし掃除もこまめにしてる
多趣味だしお洒落も好きで色んなテイストの服を持ってるから
荷物が多くて部屋がごちゃつくのは仕方がないと真剣に思ってた
でも春に新しい上司が来てから、ずっとオフィスに置いてある色んな物を
「頻繁に使う」「時々使う」「使う予定なし」の三つに分類してみたら
4割はいらないものだったことが判明して
自室の机を同じ要領で片づけてみたら7割方が「使う予定なし」のものだった

例えばマステ
可愛いし安いからついつい買ってたけどど机から未使用品が30個以上出てきて
一瞬の自己満足のために1万以上をドブに捨ててる自分が怖かったし
ガラクタってこういうことなんだ、とそこで初めて理解した
未使用でも時々取り出して眺めたりするなら実用品だけど
お店の包みのまま引き出しに放り込んで存在時代忘れてる
そういう風に視点が変わってから、衣装ケースを1つずつ開けて
中身を整理していったら本当に怖いほどガラクタだらけ
妙に個性的なデザインの服を買って、その服に合わせるためだけに
別アイテムや、服に合わせた口紅やネイルを買い足して
一回使ったらそれきりってパターンがすごく多い

いらないものをどんどん排出していったら衣装ケースもほとんど不要になって
余計なものを持ってなければ1個1000円以上するケースを20個以上も
買わずに済んだのに、と自分の浪費にものすごく後悔してるけど
自分の中に物を選ぶ基準が出来上がったことだけは良かったと思う