> 私は、まったく、ストイックな生活とは無縁の人間。
> 色々なモノと出会い、様々な知識を得て、刺激のある人達と交流
> するという、とても欲張りな生活をしている。
>
> だから、断捨離をストイックなミニマリズムとみなすのは間違い。
> 私、断捨離のやましたひでこを、ミニマリストとみなすのも大変な誤解。
>
> 断捨離は、最低限主義ではなく、その時(時間)、その場(空間)の
> 最適を目指す自分(人間)のための日常の行動哲学。
>
> こんな私が、自分自身にこんな質問をしたことがあります。
> もしも、私、やましたひでこがミニマリストになる道を選ぶとしたら、
> それは、どんな時? はい、答えは、明快でしたね。
>
> モノを思いっきりたくさん取り込んで、そのたくさんのモノたちを
> 存分に愉しんで、モノは充分味わい尽くした、そう感じ抜いたら、
> ミニマリストの道を選ぶに違いないと。
>
> 私、思うのですね。人生には、たくさんのモノ・コトを取り込む時期が
> あってしかるべき。充分なインプットをしてこそ、存分なアウトプットが
> 可能になる。
>
> 中途半端なまま、ミニマルライフを選んでいるのだとしたら、
> それこそ、残念。
>
> そう、人生は貪欲であっていい。そう、人生を干上がった溜池に
> してはいけない。
>
> けれど、ずっと貪欲に抱え込んだままだと、手放すことを知らない
> ままだと、それは、醜い姿となる。
>
> だから、もしも、あなたが、今、ミニマルライフに憧れているとしたら、
> まず、抱えきれないモノを手にしてからでも遅くないと、
> 私は言いたいですね。