父が去年80歳で亡くなった
急性の白血病で精密検査即入院&その晩から化学療法が始まった
クリーンルームから出られない父に、ちょっと派手でおしゃれな下着やパジャマ、スポーツウエアやホテル仕様のバスタオルなど、色々プレゼントした
理学療法士の美人さんに「素敵なお召し物ですね」と褒められたんだとすごく嬉しそうで、酸欠の中でも運動を頑張ってた
その人はどこか祖母の若い頃に似ているような気がした
何度かの化学療法の後、先生たちが異例の移植を提案してくれて、父も家族も一縷の望みをかけて臍帯血移植をした
移植の拒絶反応は壮絶としか言いようがなかった
最後には介護用のパジャマを、呼吸器で喋れない父に購入した
最初の病院では2週間と言われたけど、半年持った
楽しそうにしてた思い出があって、それらをまだ捨てられないでいる