あいさつがわりに暴力(笑)

実習船「宮城丸」で体罰 乗組員2人処分
 宮城県教委は7日、職員4人を懲戒処分した。宮城水産高と気仙沼向洋高の生徒が乗る海洋総合実習船「宮城丸」の航海実習中、実習生に体罰や暴言を繰り返したとして、男性乗組員(46)を減給10分の1(1カ月)、別の男性乗組員(54)を戒告とした。
県教委が2015〜18年度の実習航海に参加した生徒らを対象に調査した結果、乗組員2人が延べ14人に頭をたたくなどの体罰を行い、延べ8人に不適切な発言をしたことを確認。2人は調査に「体罰の認識はなく、あいさつ代わりだった」などと話したという。