本来ならば前者が必要なのだが、実際には後者がありがたがられる。
これは未然に防いだ場合、誰もそのトラブルが発生することを知らないので
それが当たり前だと思ってしまう。

しかし、実際に事故やトラブルが発生して、みんなが不安になっている時に
対処をしてくれる方が、そのありがたみの効果は絶大となる。

本当に必要なのは前者であるが、(一部の先を見通せる識者を除く)みんなが
必要と思うようになるのは後者である。

やがて前者は何も仕事をしていないと思われて、周りから不要とされる。
そして居なくなった途端に、今まで起きていなかった事故やトラブルが頻発に
起きるようになり、破綻する。