不法滞在の中国人使い農業…収益5千万円弱隠す 2018年01月07日 09時22分 読売
不法滞在の中国人らに農作業をさせて得た収益約4800万円を他人名義の口座に隠した、茨城県警が、中国から帰化した同県鉾田市の男と中国人妻について、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で逮捕状を取った。
連休明けにも逮捕する方針。
 捜査関係者:夫婦は鉾田市梶山、青果卸売 秦拓真(37)と妻の高明明(40)の両被告。
2人は2015年12月から17年6月、行方なめがた市の青果卸売業者に農作物を販売した収入を、他人名義の口座に振り込ませて約4800万円を隠した。
 夫婦は、16年秋以降に就労資格のない中国人を雇ったとして、昨年11月から12月に入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕・起訴されている。