朝日新聞の偽装部数は200万部(28%)、実売は10年で3割減って510万部に――2014年度、社内資料より判明
http://www.mynewsjapan.com/reports/2141

1年で読売60万部減、朝日44万部減と新聞の刷り部数が急減し、
朝日は2014年下期平均で公称710万部にまで減った。
だが、このいわゆるABC部数には、読者のもとに配達されず購読料金も
発生しない「押し紙(残紙)」も含むため、実売はさらに少ない。
このほどMyNewsJapanが入手した朝日新聞社の内部資料によると、
2014年度、販売店に搬入される朝日新聞の28%が購読料収入になっていない偽装部数であることが分かった。
関東地区の朝日販売店主は現場の実情を踏まえ「信憑性が高い」と話し、朝日新聞広報部はこの資料を否定しなかった。
情報提供元によると、この内部資料は「2014年度ASA経営実態調査報告書」で、
母集団690万部をカバーするエリアの260店のASAを10年間、サンプル調査したもの。
公称部数を14%減にとどめた過去10年だが、偽装率(押し紙率)を12%→28%に激増させた結果、
実部数は加速度をつけて30%も減らし、直近で約510万部と推計されることがわかった。
(入手した内部資料全9ページは、末尾よりPDFダウンロード可)
【Digest】
◇中央紙の急激な公称部数減
◇「押し紙」とは何か?
◇発証率の定義
◇セット版の発証率
◇統合版の発証率
◇実部数はどのくらいなのか
◇「朝日バッシング」の影響は?
◇新聞のビジネスモデル
◇「押し紙」と折込広告の関係
◇「押し紙」が時代錯誤に
◇経営上の汚点が新聞ジャーナリズムを規制する
◇朝日新聞社に対する質問状