>>528
>著書「ベルツの日記」に、当時の日本人の体力に驚いたとエピソードに書かれている。ベルツ博士は、
東京から110km離れた日光に旅することになり、馬を6回取り替え、14時間かけやっとたどり着いた。
もうひとりの人は人力車を使って日光に行った。
馬と人力車はどちらが早く着いただろうか?人力車はなんと30分遅れるだけで、それも交代なしで日光に到着している。

ベルツ博士は、人力車の車夫の食事を調べると、玄米のおにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵だった。
日常食も米・麦・粟・ジャガイモなどの低蛋白質、低脂肪の粗食である。肉も食べずにこれだけの力が出ることに
驚き、そこで、ドイツ栄養学を適用すればより一層の力が出るであろうと、ベルツ博士は食事の実験を行なった。