糖質制限が人類に合っていて、糖質摂取で糖尿病や肥満症が起こる理由

人類の食の歴史:700万年何を食べてきたか?
人類がアフリカの大地で誕生したのは、およそ700万年前とさている。
そこから長い長い時を経て地球の隅々まで広がったわけだけど、人類はずっと野生動物の狩猟や魚を釣ったり貝を採ったりする漁労、木の実や根っこ、果物などを集める採集によって食料を得ていたんだよ。
つまり魚介類、野生動物の肉や内臓、骨髄、それに昆虫や野草、木の実、野生の果物、根茎(百合根など)などが人類のエネルギー源となっていた。

もっとも、糖質が比較的多く含まれる木の実や果物、根茎などは、たまに手に入る?な一時的エネルギー源″。
また果物といっても、現在のように品種改良して甘みを増した大きなものではなく、野イチゴや山ブドウのようにわずかな甘味を持つ小さなものだった。
このように農耕開始前の人類は日常的に血糖値が上昇するようなことはなかったので、インスリン追加分泌が必要となるようなことはどく僅かだったんだよ。

人類700万年の歴史のほとんどは、現代のように日常的に大量の糖質をとる環境にはなかったということ。
だからこそ、体内で血糖値を下げるホルモンが、インスリンただひとつしか償っていない。インスリンは飢餓状態に備えたツールなんだよ。

【結論】
人類は高糖質を摂取する代謝能を持っていない。
糖質の摂取で糖尿病や肥満症が起こる。

これを防ぐには糖質制限が最も理にかなっている。