>>354
ケン「アアアアアアー!痛い!アアアアアアー!」ケンはもんどり打って苦しんだ。トモ「どう?そろそろギブアップ?」ケン「ウギャアアアア!もうダメだ、
ギブ、ギブアップ!」トモ「カンカンカーン!やったぜ!」トモはようやくギブアップを奪うと、ケンを解放した。ケンは大の字になって、呆然として天を見ていた。トモ「はあはあ、あぁ、悔しいな。途中まではいい感じだったのに。インディアンデスロックも逃げられると思ったけど、足の締め付けが想像以上に厳しくて。イテテ。頑張り過ぎたかな」ケンは寝転がりながら自分のハイソックス足をマッサージした。
トモ「途中まで負けたと思ったよ。君の技がキツかったから」互いを労いながら、トモもハイソックスを整えていた。
ジンはようやく体力が回復したようだ。トモ「ジン、もう少ししたら試合やろうよ」ジン「そうだね。やろうか」ジンはハイソックスを整えて、試合に備えた。
ケンは相変わらず寝転がりながら足をマッサージしていたが、その姿にジンは興奮した。
トモ「ちょっとトイレ」ジンもトモと入れ替わるようにトイレに行った。そして二人が戻ると、いよいよトモ対ジンの試合が始まるのだった。ケンは壁に凭れていた。