>>181
暫くして、二人は立ち上がった。
彼「今度は、柔道みたいな事しよう。寝技が多いからプロレスと似たような感じで」自分「分かった」
二人は改めてハイソックスを膝下まで整えた。
早速二人は組み合うが、自分はより足腰の強い彼に払い腰であっさりと倒された。彼はすかさず自分に覆い被さって、体を預けて巧みに押さえ付けた。
自分「ああっ、クソッ」彼に抑え込まれて、籠った声を出しながらハイソックス足を踏ん張ったりバタバタさせて抑え込みから逃れようと試みた。しかし、彼はなかなか逃さない。
運動部の連中に色々と鍛えられているから、彼等より体力的に劣る帰宅部の自分なんかより強いだろう。
彼は自分にのしかかりながら、両手の動きを制限している。
彼「参った?」自分「参らない。クソッ」自分はこのまま負けるのも癪だから、どうせなら一矢報いたかった。そしてまたハイソックス足をバタバタさせた。
彼は少しずつ圧を掛けてきた。彼のハイソックス足はピクリともせず、自分を抑え込む事に集中していた。