この中学はかなり特異な挨拶の掟が。
かなり屈辱的な行為だが当人達は必死だったのが窺える。
ブログより抜粋。


学校で先輩に会えば、何をしていても必ず手を止め、
先輩の方を向き、全員が亀のように首をすくめ、怯えたような上目使いで、でもなるべく大きな声で、
「こんにちは〜、すいません、すいません、すいません。」
とまぁ、一人につき3回ずつぐらいは謝りの挨拶をしなければならない。
もちろん私も、「しばかれ」たくないので日々亀のポーズで謝り倒して挨拶をしていた。
そんなある日、諸先輩方に放課後トイレに来い、と呼び出されたのだ。 私は自分の中学人生がこの日で終わるのだと思い、放課後までの数時間、生きた心地がしないまま無言で過ごした。
友達も悲壮な顔で私を見ている。
「ramko・・・何したん?」「わからへん。私、何もしてない・・・。」
放課後、私はここで逃げるわけにはいかないと意を決して、
友達を置いて一人、トイレへと向かった。
トイレには、茶髪のド派手な先輩達が4〜5人、待っていた。
(カミサマ〜〜〜タスケテ〜〜〜(T_T))
私が中へ入ると、先輩達は私の周りをグルリと取り囲んだ。
先輩 「ちょっと〜、あんた〜。」
私 「は・・・い・・・。」(もちろんこの時に亀のポージングは忘れてはならない)
先輩 「昨日の帰り何してたんよ、なぁ??なぁて!!」
私 「え・・・と・・・わかりません、すいません。すいません。すいません・・・。(亀)」