>>844
周りのおふざけどうこうより、裸を見られること自体嫌だったな。小1春の出来事ありきだし。

02.小3冬
小3冬のある夜、いつも通りに風呂に入り、いつも通りに身体を流し終えた瞬間、チンコの根元に毛が生えていることに気が付いた。
全く状況が飲み込めず、ただただ呆然と毛を見つめるしかなかった。

その後の記憶はない。
ただでさえ嫌悪するチンコに毛まで生え、パニック状態だった。

次に覚えているのは、部屋に戻ってハサミを取り出し、一心不乱に毛を毟ったこと。

毛はチンコの根元を覆い尽くすように薄っすら生えていて、薄くても細くてもはっきり視認でき、少なくとも産毛ではなかった。
元来の産毛が全体的に濃くなったような感じ。
長さは2〜3mmあったが、ハサミでは毟っても毟っても切ることが出来ずに落胆した。

そこでようやく我に返った。

周りで生えている子供など見たことも聞いたこともない。(自分が長男。友達の兄弟も小学生まで。)
20歳で成人だから、生えるのはその頃に違いない。
自分はおかしい。
バレたら小1春のトイレのように笑われる。

チンコが個人的な羞恥心の象徴ではなく、より強い嫌悪、誰にも知られてはならない絶対の秘密に変わった。
20歳までの11年間、チン毛を隠し通すしかないと覚悟した。

大人に生えていることはもちろん知っていたけど、いつか自分にも生えるなんて(声変わり等も含めて)考えたこともなかった。
あまりにも急で、ショッキングな事件だった。