小学6年生のとき、全学年で幻燈機を使った授業を行なった日、
別のクラスのわりと背の大きい、好みだった子が最後列の
オレの前の列だったので、立て膝ついてスクリーンを見る格好に
なっていた。その子はスカートにふくらはぎの裏がうっすらと
透ける30デニ位の黒タイツを穿いていた。オレはその子のムッチリ
した黒タイツ脚に悶々となり、ふっくらとしたふくらはぎの裏を
そっと撫でた。2、3度やっていたら感づかれてフッと、後ろを
振り返ってこっちを見て、「えっ?なんで?どうして?」という
ような顔でオレを見つめた。あのときのタイツの感触は忘れられ
ない。