Microneedling: Global Perspectives in Aesthetic Medicine, 2021
という本が出てる。

2章がフェルナンデスによる
A Short History of Skin Needling
皮膚の針施術法の小史
https://books.google.co.jp/books?id=3KEkEAAAQBAJ&;;lpg=PA10&ots=rUR-kNKWip&hl=ja&pg=PA10
あるいは https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/9781119431817.ch2

1994年に実験的に針を使ってこれは1996年に台北でのアジア美容外科学会で報告、
この時はペン型で、思ったより深く刺さらず、また穴どうしが近すぎ、全体的にやるには時間がかかるので、
1.0〜3.0mmのローラーを開発した。
単純に真下に穴をあけるだけのペン型との違いは、ローラーでは、1つの穴でより多くの傷を作ることができる。
1997年からニキビ・火傷痕、シワの20人を対象に、現在の方法で開始した。
そして私の手法興味を持った教授などが、コラーゲン組織の変化の特徴や、TGF-B3が分泌されているといったことを
発見し、傷というよりは再生が起こっていることが裏付けられていきました。

針の後、出血が止まっても、まだ滲出液が出るので、濡れたガーゼでとりこれも止まっても、
まだ成分を浸透させることができるので、肌を洗い、安全な成分のみ、ビタミンAとC(エンビロン式に乾燥の強くない対応のAとCですね)を使う。

針を行うタイミングと使用する成分について研究すべきだと考えている。
現段階では、ビタミンAとCが最適で、またいくつかのペプチドに期待している。
(図2.1の施術3回で消えた上唇のシワは、ACのみを使用した4年後にまだ消えたまま維持されている)