>>52
特殊相対論的には、どちらが先に測定したかは観測者によって異なってしまう。
そして、スピン角運動量の測定方向には自由度があるので、例えば、
「Aがx方向で測定し、Bがy方向で測定する」という、「同じ現象」に対して、
量子対の量子状態が観測者によって異なってしまう。
つまり、「量子状態は、時々刻々と変化する対象系そのもの」とは言えない。