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★★★フラーレンの中には核反応を早くする★★★
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0001ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/05(日) 22:47:22.85ID:XpYPJ9LG
>フラーレンの中には核反応を早くする不思議空間がある
>https://www.chem-station.com/blog/2013/09/beac60.html
放射性元素の半減期やらが絶対ではない実証ぽい、

さて、いままで半減期は物理法則だから絶対に変わらないという説明をしていた人の
反論を求む。
0002ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/06(月) 01:24:36.65ID:???
ttps://journals.aps.org/prc/abstract/10.1103/PhysRevC.81.024610
理論論文の一つをみると
ab initio Hartree Fock計算によると
フラーレンがその内部に作るポテンシャルにより
7Beの電子の2s軌道(基底状態)が3s状態に励起され
7Be核近傍の電子状態が増大する可能性が指摘されている

ttps://journals.aps.org/prc/abstract/10.1103/PhysRevC.100.064603
実験的にもそういった状態が実験的にも観測されており
フラーレン中の原子が単体原子でいるのとは違った状態にいるのは間違いないし
そういう状態が半減期に影響を与えてるっぽい
0003ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/06(月) 19:41:41.15ID:???
>>1
> さて、いままで半減期は物理法則だから絶対に変わらないという説明をしていた人の
> 反論を求む。

横レスだ(つまり私自身はそんな説明をしたこともないし今後もするつもりもない)が
そもそも放射性核種の半減期はその核種の核壊変反応の反応速度から決まるわけだが
反応速度は核壊変反応であろうが我々が目にする化学反応であろうが
温度や圧力によって変化するものなのだから、
「(放射性核種の)半減期は(物理法則だから)絶対に変わらない」という主張は根本的に間違っている

単に、我々が普通に圧力や温度を変化させることで反応速度をある程度は制御できる化学反応のエネルギーに比べて
核壊変反応のエネルギーは何桁も大きいから、核壊変反応の反応速度(つまりはその反応で崩壊する放射性核種の半減期)を
我々は自由に変化させることができず半減期は個々の核種毎に一定値を取る物理定数のように錯覚しているだけだ

原子の原子核が核外電子の分布によって僅かではあるが確実に影響を受けていることはメスバウアー効果によって昔から知られている

それにしても、>>2のフラーレンの内部空間が被包接原子の電子状態に影響を与えて電子捕獲型β崩壊の反応速度に影響を与えるという事実は面白い

フラーレンの内部空間には今まででも様々な原子や分子を包接し得ることが知られているが、それら被包接原子・分子の各種のスペクトルって
自由な時の原子・分子のスペクトルとどの程度違ってるんだろうね
0004ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/07(火) 09:38:42.35ID:???
>半減期は物理法則だから絶対に変わらないという説明をしていた人
そんなやついるのか?
電子捕獲でしか崩壊しない核(7Be)の半減期が周りの電子の状態によって変わるのは当たり前だろう。
極端な話、完全に電離して電子のいない状態で真空中に置いとけば永久に崩壊できない。
0005ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/07(火) 21:25:47.20ID:???
>半減期は物理法則だから絶対に変わらない

確率現象だから変わらないとかの話だろ、原子状態が変われば確率の値も変化するだけ
もちろん、因果的にいつ崩壊するか予測不可。
0006ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/08(水) 23:14:36.82ID:txRZuuPM
つまりフラーレンの中では従来の物理法則とは違う状況があるってこと?
またカーボンナノチューブ内かな?
常温核融合とかできたりしてw
0007ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/09(木) 14:52:47.29ID:???
>>6
> つまりフラーレンの中では従来の物理法則とは違う状況があるってこと?

フラーレンの中だからと言って物理法則が違うわけじゃない
ただ、フラーレンの内部は「何もない」空間のように見えるが実際には何もないのではなく
従来は現実の物理系として知られていなかった独特の電子密度分布の空間になっているということだよ
だから電子密度で影響を受ける事柄はフラーレンの内部では通常の真空とは違って振る舞い得るということだ

ベリリウム7の電子捕獲β崩壊の半減期が変わるのもその一つの事例ということで冷静に考えれば何も不思議ではないが
従来は日常的な手段(の延長)で到達できる温度や圧力で簡単に反応速度を変えられる化学反応と違って
原子核反応の反応速度は実質的には物理定数(人間には変えられない)と錯覚されて扱われてきたから
電子捕獲β崩壊という核反応の反応速度がフラーレン内部の空間では通常の環境での反応速度と違ったという発見は驚かれたわけだ
0008ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/14(火) 22:07:46.38ID:???
ttps://research-er.jp/articles/view/84872
核反応の崩壊速度を変えるための新しいプレスリリースがあるよ
0009ご冗談でしょう?名無しさん
2020/01/15(水) 16:22:31.33ID:???
崩壊速度を変えるというより、中性子捕獲により崩壊速度の速い核種に変える、だね
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