>>419
変位波でも疎密波でもいいけど、要は定在波となった場合、どこで音圧が最大
最小になるかでしょ。疎密波の場合は腹が最大で節が最小になるのは自明だけ
ど、変位波の場合には逆になるということをうっかり忘れがち。

でもって、簡単のために100%反射で考えれば、音源と壁の間は定在波になる
わけで、どこの音圧に着目するかというだけの問題になる(京大の問題はこれ?)。
だから、音源位置で音が最小になるのはそこが変位波の腹という、固定端ー自由端
の共鳴条件と同じになる(疎密波だと壁が自由端で、音源位置が固定端になるが
これは直感的にはわかりにくいかも)。

一方、阪大の問題の場合、壁と反対側に進む波に関しては反射波と同じ方向に
進むので重ね合わせても進行波。だから、振幅が最大になるかどうかで考えれ
ば、疎密波だろうが変位波だろうが、両者の位相が一致してれば最大で、逆
位相ならば最小になる。