空間が1次元で時間軸と合わせて2次元の世界を考えよう。
すると、この世界の生き物は直線の世界の中を前後に動く線分ということになる。
この生物を僕らどの時刻にどこにいたかは2次元のグラフのように見えるだろう。
僕らはそのグラフを見ることで、その生物の誕生から死滅まで全てを固定した2次元の図形として俯瞰して見ることができる。
この生物がこの図形から抜け出して任意の時刻に移動するということはありえない。

同様に、僕らはさらに高次元の存在から見たら4次元の塊に見えるはず。
その僕らが時間軸を自由に移動するなどということはありえない。