>>212
> 地頭に自信があれば,理論よりの清水がいいと思います。

清水や田崎は熱力学を公理的な体系として見る場合の論理構成を学ぶには良い教科書だが
それらを読んでも熱力学の具体的な計算問題をどんどん解けるようにはならない
だから清水(や田崎)の教科書は>>211の「久保の演習問題がサクサク解ける」という要望には沿わない

それは喩えて言うなら偏微分方程式の理論の定評ある数学書(例えば、溝畑の『偏微分方程式論』)を読んで理解しても
物理の問題として出てくる具体的な偏微分方程式を解けるようにはならないのと同様だ