>>393

あえて、乱暴な言い方をすれば、
慣性系で制止した観測者が、加速した2台のロケットの先端点、後端点などの複数の点を、
同時に観測して1枚の図面に作図したら、そのような図になるでしょうね。
つまり、加速中のロケットを見ても、ロケットの長さや、ロケット間の距離について何も変化が見られません。

ただし、その状況下で、ロケットの内部で光を使ってロケットの長さを測ろうとすると、不都合が生じます。
光速度不変の原理のため、ロケットは縮む必要があり、その計算のためにローレンツ変換が必要になります。

ようするに、光速度不変の原理の、つじつま合わせのために、計算上ロケットが縮んだことにしよう、というのが、
ローレンツ変換というわけです。
納得できましたか?