ストロンチウムを甘く見てはいけない ー2011/12/03 14:56

福島第1からばらまかれた放射性ストロンチウムは、どこにどう拡散し、蓄積しているのか…
化学的な性質がカルシウムと似ているため、そのほとんどが骨に蓄積し、白血病を引き起こす原因とされています。
3.11直後から、ストロンチウムの危険性を多くの研究者や専門家が指摘しているにも関わらず、文科省や厚労省からは、あまり細かいデータが公表されていません。

ところが、アメリカの政府機関が、福島県内や茨城県、東京都内などで、大変な数字を検出し、データを公開していたことが判明しました。
NNSA(National Nuclear Security Administration:アメリカ国家核安全保障局)による大気中のダストを分析したデータです。
7000件ものサンプリングデータがあり、アメリカ政府および米軍が、福島第1から飛来する放射性物質に対して、きわめて神経質になっていたことが伺えます。

http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/12/03/6231717