ガス人間第一号 Part2
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1960年12月11日に公開された、東宝製作の特撮映画
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured ガス人間の体を構成するガスは可燃性ではないやうだね 八千草薫を振り返って過去の作品映像を見せるNHKの番組でも
「ガス人間」は取り上げられなかった…
残念! >>96
変身に精神統一が必要だし、完全に不意を付かれて爆破されたからガス化する余裕無く生身のまま火達磨にされたってところだろうね。
最後の力を振り絞ってガス化して逃れようとしたけど既に致命傷を負ってて結局そのまま死亡。 続編は「ガス爆発人間」 日本の至る所でガス爆発が起こる事件が続発 そこから謎の人物が・・・ ガス人間がいるなら、電気人間、水道人間、ドライアイス人間とかいてもおかしくないな 「電送人間」、「美女と液体人間」、怪奇大作戦の「氷の処刑台」でOK この映画はすごい作品だ 男と女の愛憎劇が根幹となってて怖い そもそも水野が藤千代の家まで車で逃げ込んだりするから、彼女に共犯の疑いがかかったわけで。
その後の展開を考えると、あの最初のシーンの水野の意図が分からん。 >>114
「捕まえてごらんなさぁ〜い♪」っていうつもりだったんじゃないの? 藤千代は果たして水野を愛していたのか? その点が物語最大の根幹であり謎 ラストシーンの死体はやっぱり藤千代だよね?
三橋その他が「ガス人間!(が出てきた)」言うだけで、台詞的なフォローがないから
確信持てないけど絵面的には どうしてあれが藤千代に見えるのか、理解できないが
まあともかかく、シナリオの最後の部分は
・・路上の物体は水に打たれて固まっていく・・
・・それは焼けただれて、ミイラのようになったガス人間である・・ >>126
わりとそういう感想とかレビューも見るよ
ガス人間が藤千代に乗り移って運んできたとかなんとか
まあシナリオがそうならガス人間だけなんだろうね
ありがとう >>128
たしかに、DVDで見たり見かえした人達で、最後の死体が藤千代だと主張する人もいるようだね。
ただ本多猪四郎に関する書籍で、そのシナリオの最後のシーンが書かれているけど、それだけじゃなく、
DVDにオーディオコメンタリーで出演している八千草薫当人が、ラストシーンで這い出してきた死体がガス人間であることを前提にコメントしてる。
あれが藤千代なら、あのシーンは八千草自身が演じたはずで、そんなハードな演技をしたなら、それを忘れてピント外れなコメントするはずが無いと思うんだよね。 藤千代の着物は握ってるようだから、
引きずっていっしょに這い出ようとして、
着物だけ脱げた格好だろう >>140
ガスが必ず燃えるとでも思ってるの?
ガスの意味すら知らないのか? ガス人間なら、ラストで会場に充満してる無味無臭のガスでも気がつくはずだが >>145
気付いてたから、電気系統いじった
まさか藤千代に裏切られるとは思ってなかった
この作品は、本当に味わい深い うむ、藤千代は水野を愛してはいなかったという見解でいいのか? >>149
社会から拒絶された者同士の傷の舐め合い
愛していなかったわけではなかろうが、「どこかで終わりにしたかった」
大概こういう破局は女性がきっかけ ガスになる男が相手じゃ、怖くてセックルもおちおちできんだろな
子供が出来たって、出産の時に子供が生まれたのか、オナラがでたのか区別が出来んかもしれん >>151
そういう感じにはちょっと思えないが・・・ 藤千代は社会から拒絶はされてないでしょ
もしそうだったらあんなに花輪が並ぶほどの舞台の発表会なんてできないでしょ
個人的には、水野による被害者の続出に心を痛めていたのだと思う 人間なら当然
それで、水野を葬ることができるのは自分しかいないと決断したのではないかな
自分の命と引き替えにでも愛する人を葬らないといけないという恐るべき使命感というべきか 結果的に水野は藤千代を追い詰めたことになったな
無償の愛を与えていたつもりがそれによって逆に愛する対象を滅ぼすことになってしまった
悲劇だ 藤千代って喜怒哀楽や愛のように現代人(公開当時って意味も含めて)が理解しやすいタイプの感情を持っていないように感じたけどな
それに代わって、芸に伴う情とか業のようなものが肥大化し、古代文化の巫女とか預言者めいた存在になっていると云うか
そんな藤千代が水野の気持ちに応えるリアクションとして、ラストの心中のようにも見える選択になったとするのが俺の見方 ひとことで言えば「人間らしい愛や感情を持っていない」ということだね
まあそういう雰囲気はある そういう意味では、ガス人間よりも人間の情念の方が怖い 人間らしい感情を持っていないんじゃなくて、藤千代の感情と云うものが、水野も含めた常人とはコードの異なるものだってことね
ハインラインの異星の客みたいな感じ
あと、藤千代にとっての「愛」は人類学的に云えば「ケガレ」みたいなもので、芸との境界でそれを落とす行為になるのは必然てことになるのかも ラストは明らかに好意のハグじゃないしね
ライターを水野に見せないで着火するには
背中でやるしかない
心中みたいに見えるけど藤千代なりに責任を取って
水野の殺害と自死を同時にやっただけだよね >>154
春日家は「没落した日本舞踊の名門」ではなかったっけ?
花輪は、全部水野が贈った?
ここまでの皆さんのご意見、勉強になります
60年語れる作品てすごいね 藤千代って実際の年齢は幾つなんだろ
俺は爆然と四十代後半から五十代だと思っている
水野が三十代前半で、そのぐらいの年齢差があった方が物語の悲劇性も強く感じられる
佐田契子はキャラクターをもうちょっと強く出せていたら藤千代との対比でいい感じが出せたかもしれないけど、惜しかったな
冷静に見たらすごく可愛らしいキャラなのにね
余談になるが、水木しげるの貸本漫画「サイボーグ」って絶対ガス人間からインスピレーションもらってるだろw 不死身の怪人となった男を葬れるのは、彼が愛した女性だけだった 特殊能力で不死身となっても、もはや人間として認められず怪物である
そんな悲哀があふれている作品 コロナ不況で仕事を首になってガス代未払いでガスを止められたガス人間はどうすれば良いのか >>160
どーにもならないんでつ
っていってたもんね 水野もろとも藤千代と老人を抹殺しようとする鬼のような警察。
「責任は私がとります」ってどうとるつもりだ? 今後出る被害者に較べればたった二人の犠牲で済めば大手柄だろ
どうせ隠蔽するだろうし まだ「一人の生命は地球より重い」時代ではなかったんだな >>183
実際に一人の命と地球全体を天秤にかける莫迦は居ない
ジャリ番内だけの話 そもそもそんな重大な決断をバカにあおぐ状況なんて滅多に無い
まあ皆無ではなくかつてテロ組織に誘拐された日本人を救出するかどうかの、人命理念どちらを選ぶかって事態はあったな
日本政府は理念を選んだわけだがw なあ、これって日本映画の一つの金字塔と言ってもいいんじゃないか?
特撮もの怪奇ものはどうしてもホンペンとして格下だったんだろうけど
今となってはそういう時代じゃないし
本当の評価がようやく定まる たとえリメイクしても八千草さんを超える女優はおるまい。 >>181
元々のシナリオだと、田島義文演じる田端警部は、藤千代の保護拘禁の報復といして、水野に妻子を殺されていた。
だから、田端警部の動機は、実は私的な復讐心だったんだが、本多監督がその部分を脚本からカットした。
ああいう狂気じみた行動の動機が、実は私的復讐心の発露でしたじゃ、人間心理として分かりやすすぎて、ドラマとしての奥行きがない。
どうもそういう意図らしい。
だから、本多監督としては、後々の世でこうして田端警部の行動が、その意図や是非をめぐって議論されること自体、「得たりや」という心境だろうと思う。 >>192
なるほど、確かにその方が話として大きくなり重くなるな
911のハイジャック機を撃墜するかどうかという話と同じか 現実では、警察官が身内をやられたら
復讐心で行動しないように担当から外されるらしいな もう十何年も前にリメイクしていたなら
藤千代役……黒木瞳でもよかった