MJにおいて決定的に欠けていたのは「敵を魅力的に描写する事」だな。
だから敵を撃破してもカタルシスみたいなものがイマイチ感じられない。

「爆破指令」に登場するジャンボーなんて、言わば「Q版MJ号」であるにも関わらず
その事が全く活かされていない。
肝心の戦闘シーンは海底でひたすらミサイルの撃ち合いに終始、しかも全弾が正面衝突して
どちらも直接ダメージは受けないという茶番としか思えない内容w
これじゃ子供は勿論だけど大人が見ても退屈なものでしかない。
戦いならやはり「互いに持てる武器や策を尽くしての丁々発止」があってこそで、それを求めるのは
大人も子供も変わらないはず。
円谷はその辺を読み違えたという事なのかもしれんな。