>>213
「悲愴」はけっこう難しい曲なんだろうと思う あまり情趣たっぷりにやると
胃にもたれるし、かといって乾いた感じでやるとどことなくとんがった風に
なってしまう 前回の「クラシック音楽館」の演奏は後者だったように思うが、
あの当時、アメリカやヨーロッパの指揮者のほうが情趣たっぷりに演奏する
のに対して、むしろロシアの指揮者のほうが「古典派的」な演奏をすると
聞いたことがあったが、あの演奏を聴いてなるほどと思った

ヘンな言い方だけど、あの曲は「胃にもたれてなんぼ」なのかもしれない

ちなみに、宮川泰がチャイコフスキーは好きだったみたい 「ヤマト」の
交響組曲にもそれっぽい部分がある