「海底魔王ネルコン 第二回 怪魚シーラカンスの謎」 脚本:谷井敬 監督:小池淳

海底人は4つに細胞分裂をして、ナショナルキッドを襲った。だがエロルヤ光線銃で撃たれると、海に逃げ帰った。巨大な魚も海の中に沈んで行った
ナショナルキッドは、永野博士と川村博士に気を付けて帰るように言って、飛んで帰って行った。2人がどうして帰ろうか迷っていると、旗竜作が車に乗ってやってきた
旗竜作は、2人に事情を聞く。川村博士は、誘き出した相手は魚だと言う。永野博士は、それは3億年前に絶滅したと言われてる古代魚シーラカンスだと言う
旗竜作は、シーラカンスが日本海溝深く生き残っていて、バチスカーフの観測の結果、現れたことは考えられると言う。旗竜作は、2人を車に乗せて帰る

武部友宏、大谷吾郎、山口京子は、石神井公園(?)の石橋の上に座って「ナショナルキッドの歌」を歌いながら釣りをしていた。大谷蔵三がやってくる
山口京子は、大谷蔵三が騒ぐから魚が逃げると言う。大谷蔵三は、大きな魚を釣ってやると言う。大谷蔵三が釣り糸を水面に投げると、水面に白髪の老人の顔が浮かぶ
武部友宏は、お化けが浮かんだと騒ぐ。だが大谷吾郎は、池のそばを歩いている人の顔が映ったと言う。その老人は公園の奥へと進んで消える
反対側から小畑幸男が走ってくる。小畑幸男が通り過ぎた後に、老人は姿を現す。小畑幸男は、武部友宏たち4人の所に行き、博物館へと誘う
大谷蔵三、山口京子は、賛成する。武部友宏は、髪の毛が真っ白で気味の悪い人に会わなかったかと聞く。小畑幸男は、知らないと答える

少年探偵グループは国立科学博物館に行って、様々な恐竜や剣竜の模型を鑑賞した。小畑幸男は、1億年前に住んでいた動物だと説明する
大谷蔵三は、その頃の人はこんなのが歩いていたら怖くて仕方がなかったと言う。山口京子は、その頃にはまだ人間は住んでなかったと言う
少年探偵グループは、シーラカンスの模型を見に行く。小畑幸男が解説文を読む。シーラカンスは3億年前に住んでいて、化石となって発見されていた
1938年と1952年に南アフリカの近海で、シーラカンスが生きたまま捕らえられた。絶滅したと思われている物が今なお生き残っていることが分かった
大谷蔵三は、シーラカンスは恐竜や剣竜よりもずっと昔に住んでいたと分かる。ガラスケースに老人の顔が浮かぶ。少年探偵グループは、驚いて振り向く
老人は、シーラカンスは人間よりも優れた知恵を持っていると言う。老人は、シーラカンスが暴れると大津波が起こると言って立ち去る
大谷蔵三は、公園にいた老人だと気づく。人間よりシーラカンスの方が頭がいいと言うので、武部友宏は怪しいと思った。少年探偵グループは、後をつける

老人は林の中を通り、池の前に来る。少年探偵グループは、老人を見失う。大谷吾郎は忍術使いかなと言うと、老人が現れて忍術使いではないと言う
老人は尾行されたことに気づいており、その必要はないと言って、自分の家を指し示す。老人は帰る。少年探偵グループは、後をつける。老人は帰宅する
門の表札には「真田」と書いてあった

旗竜作研究所の応接室に、旗竜作、チャコ、少年探偵グループはいた。旗竜作は、老人は真田博士だと言う。真田博士は、深海学では日本でも大変な権威
変わった性格の人で、人とも付き合わずに風代わりな生活をしている人。大谷蔵三は、真田博士がシーラカンスが津波の原因だと言ってたと教える
旗竜作は、真田博士の冗談だと言う。「冗談ではない、シーラカンスは津波の元だ。」と声が響くが、誰もいない
「シーラカンスは津波の元だ。今にシーラカンスが津波を起こすぞ!」。大谷吾郎が、水槽の中の金魚が喋っていることに気づく
「まもなく津波のニュースが入るはずだ。楽しみに待つがいい。」。旗竜作は小畑幸男に、警視庁に電話するように指示を出す。小畑幸男は、とにかく行ってみる
三陸沖に大津波が起こる。漁民は逃げる。民家は押し流される。漁民は逃げ遅れて波に流されて、海に浮かぶ。そこに巨大な魚が迫ってくる
ナショナルキッドが飛んでくる。巨大な魚は、海の中へと潜って行く。ナショナルキッドも海の中に飛び込んで、後を追う