個々の話レベルになると忘れてる事の方が大部分だろうけどね。
ただ隊員役で共演した岸田 森さんにシゴかれた記憶だけは今でも鮮明に残っているものと思うが。

当時まだ九州訛りが抜けていなかった誠さんに正しいイントネーションを身に付けさせようと岸田さんは腐心していた。
絡みのシーンとかのアフレコで台詞のアクセントが少しでもおかしいと、岸田さんは「はい、ストップ」と何度も止めてやり直させていた。
最初は「これってイジメか?」と思った事もあったが、岸田さんの真意を知ってからは必死に彼の指導に付いて行ったそうだ。

その後数年経って新幹線の中でバッタリ会う機会があり、二人で飲んでいた時に岸田さんがポロッと
「…実はあの頃、俺はお前からいつ殴られるんだろうと思いながらやってたよ」と言われて改めて感謝したという。