【着ぐるみ】デザインと造形【プロップ】
昭和特撮に出てきたヒーロー、怪獣、怪人、ロボット、戦闘機などなど、
デザインや造形について語ろう。 子供の頃、仮面ライダー旧1号のアクション用マスクと
ウルトラマンのAタイプマスクが怖かった。 キャプテンウルトラ
仮面の忍者 赤影
悪魔くん
河童の三平
怪獣や妖怪のデザインを起こした人を知りたい。
日本人で言えばマッド・ジョージや日野日出志並みにかなりイッちゃってるセンスの持ち主だろう。 メタリノームなんか円谷系の怪獣に引けを取らないよな。 「キャプテンウルトラ」は本編美術の北郷久典が、デザイン全般を担当していた。
「悪魔くん」や「河童の三平」のデザイン原案は水木しげる。
「赤影」はたぶん、東映京都テレビプロの美術スタッフでしょ。 ウルトラ初期の怪獣は粘土原型を石膏で型をとって手間暇かけて制作してたみたいだけど、
帰マン以降、特にエース、タロウあたりのはウレタン貼ってその上からシリコン塗るって感じだったのかなあ。
あとダーク破壊部隊もそんな感じに見える。 >>6
開米プロでは、ウレタンの表面にサラシを巻き付けて下地を作り上げ、
その上からラテックスを浸透させて、表皮を塗り固めて行く造形を、
「マグマ大使」の頃から行っていたそうだ。 アロンの着ぐるみは
開米栄三と共に初代ゴジラにも関わった
大橋史典の造形。
当時はゴジラの盗作だと
東宝から訴えられる騒ぎもあったようで…w
アロンの着ぐるみは見た目の完成度に反して
殆ど動けない置物同然の重量物だったらしく
造形者の大橋氏が中に入ってマグマ大使と格闘していたそうです。 >>9
アロン、オープニングでしか見たことないけど、そういえばまどろっこしい動きだったですね。
マグマでは着ぐるみ流用してなかったんですかね? 開米でも怪獣の頭は粘度原型を作ってます。
マグマ一話の恐竜は大橋氏が演じているかもしれないけど。
アロンの時はもう京都に戻っているので、別の人が入ってるんじゃないでしょうか。
推測ですが。
流用はモグネスがガレオンになったと思いましたが。
記憶がおぼろげで申し訳ない。 ルゴス2号のシルバーのスーツ小さい頃、欲しかった。 >>9
大橋史典氏は造型にやたら凝る割には動く事を全く考えないんだよな。
「マグマ」の後の「怪獣王子」でもネッシーの着ぐるみで同じ失敗繰り返してるし。
(本編で使われたのは高山良策氏が作った物だった) 動きやすく作る高山さんの怪獣とはまったく逆ベクトルだったようだな>大橋造形
マグマ大使で一部、もんのすごくしんどそうな動きの怪獣がいたからなあ >>11
>流用はモグネスがガレオンになったと思いましたが。
なるほど言われれば確かに面影がありますね。
人の入ってない状態で直立するゴジラの写真を見たことありますが、
あれを造形したのが大橋史典氏でしょうか?
確かモルタルかなにかで制作したとか。 何年か前あった特殊造型を語ろうスレは資料性の高い良スレだったね。
生前の大橋史典氏と親交のあった人も書き込んでた。 斉藤靖は開米プロからレプリカを多数盗んだ泥棒です。気を付けましょう >>16
機動性と造形美の両方を損なわない高山造形がいかに神だったかわかる >>11
着ぐるみ流用は
モグネス→ガレオン→キンドラ
の順に改造されていたと思う >>18
あったね、あれって結局DAT落ちしたんだっけ
高山氏はいつ頃まで撮影用の怪獣造形してたの? >>22
高山氏が参加した最後の映像作品とされているのが
「シルバージャガー」なので、1979年か1980年頃でしょうか?
「ファイヤーマン」から「シルバージャガー」までは
空白期間になりますか。 >>23
ザボーガーのアリザイラやボーンフリーのティラノのギニョール
は高山造形じゃなかったっけ。 >>24
ありがとうございます。
アリザイラもそうでしたね。
ボーンフリーで使用したギニョールは知りませんでした。 時系列的には
「ファイヤーマン」→「レッドバロン」→「ザボーガー」→「ボーンフリー」→「シルバージャガー」
の順でおk? >>23
ありがとう!
聞きついでに、高山氏ウルトラではいつ頃までやってたんですか? >>27
宇宙船に連載されていた高山氏の日記では
「帰ってきたウルトラマン」のステゴンが最後だったと思うけど
池谷仙克はキングマイマイも高山氏に造形を頼んだと証言しているらしい… 昔は画家がデザインして彫刻家が造形していたのに
今はデザイナーも造形家もマニア上がりのスタッフばかりだからな。 >>26
「ファイヤーマン」→「レッドバロン」」→「タイガーセブン」→「ザボーガー」→「ロックバット」」→「ボーンフリー」
→「シルバージャガー」 かな?
追加、修正あったらよろしく。
ファイヤーマンとほぼ同時にアイアンキングもやってたな。
(独立原野党編の怪獣ロボットとタイタニアン編の宇虫怪獣。不知火編のウエットスーツ地のロボットのみヒルマモデルクラフト製だが)
あ、シルバー仮面もそうだな。 >>30
彫刻家である成田がデザインし、画家である高山が造形する、
という関係だったと読んだことがある。 地元の美術館で怪獣関係の展覧会があった
高山氏の「かなぶんおやぶん」が展示されてた
「おぉ、コンピューター怪獣!」 感動の対面w
1メートルほどだが、意外とデカいもんだな デカいというと、国内特撮着ぐるみで一番でかいのって何かな?
一人入り用だとグリッドマンのジェネレドンあたりが思い浮かぶんだが
まあ特撮に限らなければジャンボマックスなんだろうけどさw 俺的秀逸デザイン
1、ロボコップ2ケイン
2、ウルトラマンGゴーデス
3、 いや、
俺的秀逸デザイン
1、下衆ヤバ夫
2、満腹フトル
3、ホモ田ホモ夫 >>35 超神ビビューンのシンドも背の高さではかなりでは。 ところでアッコマーク2は開米プロ製作だね。 「人造人間キカイダー」のハカイダーショットがカッコよかった♪
上下二連で、バレル上にはクーリング・ホールの開いたリブ付き☆
どう云う構造で上下撃ち分けてるのか謎だけど、デッチアゲ・プロップGUNとしては、
今見ても秀逸なデザインだと俺は思ってる。 ゴレンジャーの扉仮面のモチーフ、中世ヨーロッパの晒し刑に使う恥辱の仮面だった。
洋本めくってたら載ってた。 全身型どりで制作するのって、同じ着ぐるみを複数作る場合だけなのですかね。
セブンのビデオのおまけにあったガッツ星人みたいに。 高山さんはベムラーやキングジョーなんかも全身型取りしてるよ。
細部が細かく作れるけど手間がかかるからあんまりテレビ作品では使われない手法だけど >>30
成田亨は学生の頃からから東宝に美術スタッフとして出入りしてたし
高山良策は本業では食えずに怪獣造型をバイトにしていた。
二人が彫刻家で画家だったのは全くの偶然であって、当時のスタッフに
「怪獣を芸術家に作らせよう」なんて意識は全くなかった。
>今はデザイナーも造形家もマニア上がりのスタッフばかりだからな。
「専業化」が進んだだけの事。 >「怪獣を芸術家に作らせよう」なんて意識は全くなかった。
まあそうなんだけどさ。
ただ、二人の前衛芸術家のセンスが初期ウルトラ怪獣を魅力的なものにしてるのも事実。 最近のは怪獣というよりクリーチャーって言ったほうがいいかもね。
それはそうと最近のライダーはモビルスーツみたいになってきたな。 ネクサスのスペースビーストならともかく
マックスメビウスのはちゃんと怪獣してると思うぞ 何年か前にウルトラマンのスーツについて解説してるサイトを見たんだが
ウルトラマンAタイプやBタイプやCタイプにも
それぞれバリエーションがあるらしいな
本編映像を見てもどういう違いがあるのか全然わからなかったorz
詳しく解説してるサイトとかブログとかあったら
誰かいろいろ教えてくれ >>52
ここかな?
ttp://members.jcom.home.ne.jp/qqq7/mans.htm >>51
大傑作ウルトラマンネクサスの悪口を言うな!
この知恵遅れめが。
マックスやメビウスの怪獣なんか昔の怪獣の焼き直しがほとんど。
創造性なんかまるで無し。
その点、ネクサスはすべての意味においてオリジナリティー溢れていた。
お前みたいは精薄がいるから、ネクサスの視聴率が上がらなかったのだ。
死ね!
氏ねでも、詞ねでもなく、死ね!
今すぐ、死ね!
>>54
>お前みたいは精薄がいるから、
いなくても視聴率上がらなかっただろうよ。
ここ最近のウルトラ作品なんてほとんどつまらん
視聴率が低くて打ち切りになるのも当たり前 ネクサスなぁ・・・
憐編は面白いんだけどなぁ・・・ >>52
ほれ
ttp://ultraworld.blog55.fc2.com/blog-entry-1.html
ttp://26047.l-3-l.me/1195338865/
ttp://sanzaiou.blog56.fc2.com/blog-entry-435.html
ttp://kawanobe.rs.sanno.ac.jp/~kawai_m/mt/cat6/ 東宝、ゴジラ怪獣なんかも作ってるのになんでこんな動けないの作ったかな。
円谷への嫌がらせか? 東宝じゃないが、「怪獣王子」のスタート当初、大橋史典さんの造形物が凝りすぎで、
見栄えはするが動かず、TV向けじゃないって高山さんがネッシーを作り直したって話もあったな。
映画とTVでは演出が違っていて、大スクリーンでは大きな画面の中でゆっくり動く、
ブラウン管では小さい画面で大きく動くってのが怪獣ものの基本だったってことで。
まぁ大橋さんの場合は、造形物として質感や外観に拘るあまり、演者のことを考えないって有名だったらしいが。
挙句、責任とって自分で着ぐるみの中に入るハメになったり >>60
んー・・・新造詣じゃないと思うよ。
堅くて動きにくかったのはシルエットになっている球体と中の人間が入るスペースとの間に
ギッシリとウレタンが詰まっているからで、開米プロでそのウレタンを抜き取っているんだと
思うんだが。
実際フィルムに映っているタッコングは肉厚のウレタンの風船のようなブヨブヨ感があるからね。
高山さんの怪獣は逆に表面の皮が薄い怪獣が多かったから、タッコングの場合はテレビ特撮の撮影には
不向きだということで改造されたんじゃないかなぁ・・・
東宝特美に直しをさせなかったワケを知りたいな。
>>60のようなことはありえないけどな。 大橋造形を補修した開米さんによると、手足を切り離して布で繋ぎ、動きやすいようにしたそうだ。
タッコングやアーストロンも、頭や脚を切り離して、布で繋ぎ、薄くラテックスを塗ったんだろうな。 >東宝特美に直しをさせなかったワケを知りたいな。
あれこれ指摘して打ち合わせするより、TVに慣れた開米さんに手を加えて貰う方が手っ取り早かったからでないか?
基本的に特美に直しさせたら無償、開米にさせたら新規で金がかかるだけだよ。
東宝タッコング&アーストロンって全身型どりかなあ? >>62
吸盤の数と形が違うって時点で改造ではありないだろ?
顔も違うようだし、元のを流用したとしても手足とかだけだと思う。
>>67
吸盤の数が違うのは首周りの吸盤をオミットしたから。
件のサイトにもそう書いてあるよ。
形が変わるのはラテックス製だから。
自分で資料を集めて、よく見比べてから言ってね。
一から作り直しなんて予算的にも時間的にもあり得んよな 首周りうんぬんじゃなくて胴体の吸盤の数とそのものの形が全く変わってる
吸盤は明らかに新造だと思う(件のサイト断面図つきで解説してあるし)
俺の予測としては元の外装をはがして柔らかい素材で作ったものを
貼り直したんじゃないかな
今週発売のウルトラマンデータファイルにNG版も含めた
タッコング画像がけっこう載ってた。
外装は質感から違うな。吸盤は数と形だけじゃなく大きさもぜんぜん違う。
手足は流用してるっぽい。顔もおそらく使ってると思う。 凄く勉強になるなー 世の中には詳しい人達がいるもんだ。
ウルトラマンの佐々木明氏って
けっきょくいつまで円谷作品に参加してたんだろう?
セブンまで? マンCタイプと帰ってきたのマスクが
同一原型から複製されたといわれているけど
よく見たら耳の形とか微妙に違うような気が・・・
もちろん目の形が違うのはわかるんだけど
マスクそのものも別なんじゃね??? ヒント1・古谷氏と菊池氏では顔の大きさが違うので、微調整はちゃんとやりましょう
ヒント2・まさか原型から全部を一発抜きだとか思ってませんよね?
当然マスクと目は別個に抜かれます。それらを併せ付けて完成するんですが
5年前のマスクと、全く同じ位置に取り付けることは、さて可能でしょうか 質問1:微調整はどのように行われたのか?
どの部分を微調整したのか具体的に説明できるか?
質問2:目のパーツそのものが別モノだと理解していると書かれてあるのに
同じ指摘をする意味はあるのか? >同じ指摘をする意味はあるのか?
俺は>>81じゃないが。
マスクの目の形や角度が変われば
それを見る人間の目は正確なセンサーじゃないから
マスクの形そのものまでもが違って見えるとかあるんじゃないか?
トリックアートとかではありがちなことだしなぁ。
あと、マンC元型から抜いたマスクを、菊池氏に合わせるために修正をかけた説は
光跡ってサイトで検証されてた記憶がある。
あそこが正しいかどうかまで保証できないけど、なるほどとは思わせてくれた。 微調整で一番変わりやすいのは覗き穴の位置だよな。
初代ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンの目の位置が変わっている原因は
意外とそういうことに起因するのかもしれない。 覗き穴と言えば初代は目のパーツ自体に開けられていたのが、新マンでは
マスクの方に細いスリット状に開けられているんだよな。
(位置も目の下だったり中央寄りに斜めに開いていたり違いがある) 当時のポリ樹脂は精度が悪くて、歪むのが当たり前だったそうだ。
同じ型から抜いたって、同じ形に抜けるとは限らないようなものだったとか。 そういえばジャッカーの頃でもまだ歪みが酷かったってインタビューがどっかにあったなぁ・・・
新マンのマスクは初代の原型が残ってなかったんで、
円谷に保存されてたゾフィのマスクを凸型に開米で
複製原型を起こして流用したと聞いたが、
ゾフィの時点で目の位置が変わっちゃってたから
以降そうなっちゃっただけでないの? 放送時旧一号のマスクの触覚稀に曲がってるんだよなあれw
当時撮影用プロップの変身ベルトとか作成するのにお金どれだけ必要だったんだろうねぇ・・ 全身で、高く見積もっても30万から40万ってとこじゃない?
ただ、旧1号の革のスーツと手袋とブーツは衣装部の手配だったらしいからね。
週刊誌で新一号の怪人たちの造型単価が20万強〜30万ぐらいって記事があったよ。
ライダーはポリ使っているから、高く見積もっても40万ってとこだと思う。 スカイライダー期に着ぐるみ盗難事件があったとき、衣裳だけで30万から50万、アップ用マスクは120万以上とワィドショーで
解説されてた アップ用120万はハッタリだね。
何年か前にライダー1号を正規ルートでフルセットで作ってもらって120万って話がある筋で
あったからね。 そりゃ最初から作る場合はそもそもデザイン料やら試作に材料検討、準備、
等試行錯誤代もかかるので金かかるの当たり前。 スカイライダーの頃は材料検討や試行錯誤なんてしてねーだろ
先代ライダーと同じ作りしてんだからさ
なのでアップ用マスク120万はデザイン料を差し引いてもありえないからw 昔の特撮のスーツは様々なバージョン違いがあって面白いね。
製作者の工夫を感じる。
最近の特撮はそういうの全然ないのかな。
ZOのドラス→赤ドラスぐらいか >スカイライダーの頃は材料検討や試行錯誤なんてしてねーだろ
>先代ライダーと同じ作りしてんだからさ
はぁ?何言ってんの、この人?w
スカイライダーの頭部は、先代ライダーの頃には困難だった前後分割造型
(止め金を巧妙に隠した造型処理は、宇宙船の増刊号でも評判になっていた)
や、覗き穴にマジックミラーを使ったりしているんだから、先代ライダー以上
に材料検討や試行錯誤を繰り返していたのは、スチール写真でも明らかでしょ?