「経済界」の円谷英明のインタビューを読んだ。

彼の視点だけで見るのはフェアではないかもしれないが…

円谷一の死後、皐が三代目社長になる経緯
からしてダメダメだったんだな。

円谷一の後妻(バーのママ)と姑の円谷英二夫人の仲が
悪く、手切れ金を捻出するために、
一が昌弘・英明に遺した株式を皐に買ってもらった、と。
これ自体が私怨であって会社運営となんら関係無い。

しかし、ここから、皐の円谷プロの私物化は始まったんだと思う。燦を追い出し、一の息子達を排除する方向で
自分の権力固めに走る。息子の一夫に引き継がせる
ことも織り込み済みだったわけだしな。

そういう愚かさが、円谷プロの息の根を止めたんじゃないのか?2000年代の権力闘争や資金繰りのデタラメさで
罠にかけられた乗取り……
円谷一族全体の愚かさと言う人もいるだろうが、
株式を握っていた皐→一夫が本当にキレ者だったら、
同族企業なら同族なりにチカラを合わせてやって行こうと
指揮を執っていたら、こんな悲惨な結末には
ならなかったと俺は思う。