フォードトライモーターが雪山に激突するショットは例によって海外特撮ではおなじみの
爆炎を合成でかぶせる脱力ショットだったのは残念でしたぁ。
まあ、あれはインディアナ・ジョーンズたちが雪の斜面をゴムボートで滑走するシーンの
背景の合成ショットですからあれはあれでいいんですが、
「キスカ」のB24リベレーターの墜落ショットを見て以来、
どーしてもすごいクラッシュショットを期待してしまいますぅ。
ILMならやってくれると思ったのに…。
せめて「ウルトラマンA」のユニタングの巻のタックスペースの墜落シーンぐらいの
迫力ショットを見せてほしかったですね。
本当のところは“ティングース”のミニチュアの出来があまりに好い物だから、
壊すのがもったいなくなったんじゃないですかね。
きっと撮影後、ルーカスとスピルバーグがじゃんけんぽんして
どっちが持って帰るか決めたんでしょ。
ところであの墜落シーンの合成ショット、前景と背景の雪の質感が若干違う所為か
ちょっと合成臭さがあるショットだったため映画館内で失笑がおこったですぅ。
特撮を笑われるのは四葉的には大変気分が悪いですね。
特撮ファン以外の人は、どんなに良くできた特撮シーンでも
それとわかった時点でチャチと決め付けるですぅ。
「ベン・ハー」の海戦シーンでオールをバリバリと弾き飛ばす神ショットを
指さして笑う人がいるくらいですからね。