ミニチュアを艶消しで塗ると機体部分なら効果的かも。
あとは「ダリングスプレー」というモノがあります。↓
ttp://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_13_30_13548924_13549067/1512563.html
要するにこれ、被写体の表面に拭き取り可能な「艶消しクリアー」みたいな層を作るもの。
拭き取れるのでCMの商品撮影などでよく使われます。

だけど。

どうしても白っぽくなるので、あまり厚く吹くわけにもいかないし
特撮のミニチュアのような繊細な塗装を痛める可能性もあるわけ。
何よりも飛行機の風防のようなクリアーパーツが曇りガラスみたいになっちゃう。
点々の写り込みは消えるけど全面真っ白になっちゃうわけですね。
クリアーパーツは曇らせたら透明度が無くなる、でもそうするとライトが沢山写り込む。
透明感と艶消しの両立って言うのは不可能じゃないでしょうか。

あと、ライトと被写体の間に大きな半透過の布や紙を貼って影を目立たせなくすると
今度は太陽のような力強い影が出来なくなる。曇り空の雲のような効果であるわけですからね。
おまけに今度はライトではなく、その布や紙が光源になるわけで
ポツポツ写っていた光源が大きく写る結果にもなる。
特撮の場合、これで再現できるのは曇りの光線だけですかね。
あと、そういう大きな布や紙の枠を上から吊したりすると特撮の場合、操演の邪魔になるわけです。
なので、飛行機をスタジオでリアルに撮りたいとすれば、動かさずに背景の方を動かすか
クロマで抜いて合成って事になるんじゃないかと思います。
最近なら後処理で写り込みだけ消すという手段もある。

それから、撮影用のLEDはすでに実用化されています。
ttp://www.litepanels.com/
ただ、ご覧のように光量を目的とした段階まではまだまだ。
色再現性にまだ問題があるようで、補助光としての使用が限界ではないかと思われますぅ。