>コミュニケーションロボットに「求める」のはいけない

求める以前に、ロボホンの基本機能がコミュニケーションには向いていない。

・話しかけやすさを求め人型にして会話距離を30cm以上離した結果、
口元で話しかけるスマートホンよりも音声認識率(コミュニケーション)が悪くなった。
・音声UI(ユーザーインターフェース)ではデバイスを手に持つことが煩わしいのであって、
人型でなければ話しかけにくい訳ではないことがAmazon Alexaで明らか。

コミュニケーションは、UIと同義であり、ロボホンのすべての機能とアプリにおいて使い勝手が悪い。
・プロジェクター 顔認識要求→声紋認識要求→ロボナンバー入力要求。
           プロジェクター使用環境の暗所で顔認識を要求し失敗するバカバカしさ。
           入力操作性が悪いタッチパネルでロボナンバーを入力する不便さ。
・写真撮影    顔検出率が低く、「誰もいないから写真を撮るね」という人間を不快と失望させる発言。   
・音楽動画検索  YouTube上の違法アップロード音楽動画が検索対象。
            Google Play Musicのような合法的にオーナーが有する音楽動画を再生する機能ではない。
etc.


ロボホンは企画書で謳われたとおり「見た目がカワイイ」だけであり、機能やアプリを日常使いこんで愛着がわくような商品ではない。
それゆえ、20万円という高額商品にもかかわらず手放して損切をする購入者が増えている。