シャープは2日、ソフトウエア開発などを手掛けるグループ会社、シャープビジネスコンピュータソフトウェア(SBC、大阪市)の株式の80%をNTTデータに24億4500万円で売却すると発表した。
SBCを通じて、NTTデータとの協力関係を深め、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連事業の強化につなげる。

 シャープ子会社のシャープビジネスソリューション(SBS、千葉市)が持つSBC株の80%を来年1月1日付でNTTデータに譲渡する。
株式譲渡後、SBCは「NTTデータSBC」に社名変更する予定だ。

 SBCは1979年の設立で、SBSの全額出資子会社。企業システム開発事業やスマートフォン(スマホ)など向けの組み込みシステム開発事業などを手掛けている。
2016年3月期の売上高は約100億円、純利益は約4億円だった。

 シャープは株式譲渡後にNTTデータと共同でSBCを運営するという。


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