94年ですと、詫間電波のVERTICALも忘れてはならないでしょう。
射出機構全体が傾くため、まっすぐな弾道で高い命中率を確保していました。

地区大会では阿南のウィリーが試合直後に一発でVを決めたため敗戦しましたが、
試合後のインタビューでは10点とVを一発で決めていましたし、
四国地区総合文化祭で催されたトーナメントでも優勝しています。

もっとも94年は全国大会でVホールの内径が小さくなっていたため、
地区大会の戦績が全国でそのまま反映されるとは限りませんが…。


なお、ローラー型ながら特筆すべき取り込み機構を持っていたのも
豊田のSUCCESSと詫間電波のVERTICALでした。

SUCCESSは射出機構を傾けて弾道を安定させたことが注目されましたが、
取り込み機構も優れていたと思っています。