民子の死後、政夫は勉強に打ち込み、科学技術庁の長官になりました。
ある日政夫は、民子の墓から民子の死骸を掘り起こし、科学技術庁の自室に運びました。
現代の最高の科学技術で政夫は民子を蘇らせたのです。
政夫と民子は幸せな日々を送っていましたが、ある日政夫は気がついたのです。
民子が成長していないことに。
最高の科学技術でもそれだけは不可能だったのです。
政夫は絶望しました。
絶望した政夫は、民子を人身売買の闇の商人に売り渡してしまいました。
こうして政夫の恋は終わりを告げたのです。