語られざる「善政」

今お話したように、統治時代のことについては戦後誇張されているウソがいっぱいあるわけですが、実際には「一視同仁」を実現するために、朝鮮総督府は本当によくやったと思います。
例えば、併合直後に朝鮮に渡った私の大叔父の話によると、釜山港に上陸したら道らしい道がないことに驚いたそうです。
なかには、道の真ん中に家が建っているところもあった。
なぜかと言ったら、とにかく千三百年間支那の属国でしたから、道路を作ったら侵略されるということで、道らしい道がなかったのだそうです。
それから、家にトイレもなかったから、臭いもすごかったすごかったそうです。
朝鮮人は部屋の中で用を足し、その大小便を朝、窓から外へ捨てるから、もう臭くてプンプンしていた。
伊藤博文が仁川で上陸してソウルの王宮まで行くのに、臭くてとてもかなわんということを書いてますけれども、当時の朝鮮の人に言わせるとそれがいいと言うんだ。
異民族が侵入してこないためにもこれがいいんだと。
そういう非衛生的な状態が蔓延していたから、コレラ、チフスがすぐ出る。
それに、病院がないから人がばたばた倒れて、その辺にごろごろしていた。
大叔父はそのような話をしていました。
日本人はそういうところに行って、街路をきれいに整備した。
そのお陰で朝鮮は三十六年間で近代都市に生まれ変わったんです。
また、病院をどんどん作って衛生思想を普及した結果、コレラ、チフスといった伝染病が根絶され、餓死者が一人も出なくなった。
餓死者というのは、栄養失調だけでなくて病気もありますからね。
この功績はいくら強調してもしすぎることはないと思います。
そういう朝鮮総督府の善政は、朝鮮の民衆が一番よく知っていたはずなんですよ。
韓国メディア「朝鮮時代の人々の胃に寄生虫、衝撃。朝鮮時代のソウル市内は汚物まみれ、衛生状態が深刻だった」