大林映画は合成が多いから画質が落ちるのは仕方ない
邦画はレンズもカラー・フィルムも質で言えばパナビジョンやテクニカラーには敵わない
現像も東洋現像所(現イマジカ)が技術ではトップ
全盛期の大映や日活は撮影照明ともに素晴らしかったから色彩(モノクロでも)の艶が違う
東映はフジフイルムと提携して自社の東映化学で安く現像あげるようになって画質が落ちた
(まあその前から東映の画質はあまり誉められたものじゃなかったけど)
大林監督はその辺りの事情もハリウッドとの違いも熟知していただろうが
CMと映画の予算の違いは如何ともし難かったろうね