! 貴様の一人芝居なぞ誰も見ていない!
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近年は「俺自身がもう長くない」と口にしていた。
〜こんな焼け野原にくるのは特有執着症状発症してる患者だけ〜
〈僕が死んだ時に誰が取材を受けるのかと考えるとね。
同時代を生きて、僕について語れる人はもういない。
(中略)これだけ周りが次々に逝ってしまう
むしろ僕/だけが長生きしすぎているんじゃないかと思う〉
(『新潮45』2017年6月号)
こんな所詮独り言の書込群のどこをNG登録してまでロムりたいと言うんだろうか?
総務省の発表した平成29年通信利用動向調査によると
日本におけるスマートフォンの保有状況は75%を越えている。
しかしこれは、世界各国と比べると決して高い数値とは
言えない。日本独自の発達を遂げたガラパゴス携帯、
通称ガラケーを使い続けている層が一定数いるからだ。
しかし、現在実用化に向けて開発が進められている5G回線の
サービス開始にともない、多くのガラケーが通信を行っている
3G回線が終了する可能性がある。そのとき、ガラケーユーザーは
どう動くだろう。スマートフォンを購入するのか、それともガラケーにこだわるのか?
先日MMD研究所では、ガラケーユーザー1,009名を対象に「2018年6月 フィーチャーフォン利用者の実態調査」を実施した。スマートフォンを取り巻く技術が目覚ましく発展
している今だからこそ、ガラケーユーザーの実態を把握し、改めて日本におけるガラケーのニーズを洗い出すためだ。
本コラムでは、その調査結果をもとにガラケーユーザーの
実態を紐解いていく。ガラケーがなくなる日は、本当にやって来るのだろうか?
(※通常MMD研究所では「フィーチャーフォン」という
正式名称を用いているが、本コラムにおいては、より
一般ユーザーに馴染みの深い「ガラケー」を用いることとする。)
2018年現在 5人に1人がガラケーを持っている事前調査において、全国の15〜69歳の男女15,018人に
プライベートで利用している端末を聞いたところ、スマートフォンを利用していると回答したのは全体の77.9%、
ガラケーを利用していると回答したのは19.9%だった。19.9%――この数値を高いと思われるだろうか、低いと
思われるだろうか。 20. MMD研究所で過去に実施したガラケーユーザー対象の調査と比較すると、ガラケーの
利用率は低下している。「2016年6月フィーチャーフォン
利用者実態調査」では、ガラケーユーザーはの31.2%。
「2017年2月 フィーチャーフォン利用者のスマートフォンに関する意識調査」では23.9%だった。年を追うごとに
ガラケーユーザーが減っていることは確かだが、2016年から2017年にかけては7.3%減少しているのに対し
2017年から2018年にかけては4%しか減少していない。2018年現在でも全体の2割弱、言い換えればほぼ5人に
1人がガラケーを持っているという結果が出たことは、ガラケーユーザー(スマートフォンとの併用ユーザー
は除く)2,364人にスマートフォンへの乗り換え検討状況を
きいたところ、現在乗り換えを検討しているユーザーが
23.8%、過去に検討していたが現在はしていないユーザー
が17.5%、一度も検討したことがないユーザーが58.7%
だった。ちなみに同様の設問がある2017年の調査では、
検討しているユーザーが20.2%、過去に検討していたが
現在はしていないユーザーが22.9%、検討したことはない
ユーザーが56.9%という結果だった。
2017年から2018年にかけて、スマートフォンへの乗り換えを検討しているガラケーユーザーの割合が増えていることが
窺える。とはいえ、2018年の調査でもスマートフォンへの
乗り換えを検討していないユーザーの方がはるかに多く、
全体の76.2%を占めている状況だ。 現役のガラケーユーザーは
ガラケーに対して不満を抱いてはいないのだろうか?
ガラケーユーザーのほぼ半分がガラケーに「不満はない」本調査において、ガラケーユーザー1,009人を対象に
ガラケー端末への不満をきいたところ、全体の49.0%がガラケーに不満を持っていないことがわかった。
 
そして─ 標準語で書け!ここでは方言使うな!わかったか!?─