>>43
もちろん中上健次と比較するには至らないけど、日本の底辺層の社会構造やその路地裏の日常風景は、中上健次や崔洋一等の作品からよく知ることができるという意味です。

近年は一般的な認識で東アジアという枠組みが語られてその中の各国がそれぞれのナショナリズムを誇示してるけど、中上健次や崔洋一は、ナショナリズムよりも「人間」としてどう生きるかの視点を呈示し続ける、言うなれば「東アジアの国際人」だなぁと思う。