1996年に他界した漫才師、横山やすしさん(享年51)の長男で俳優、木村一八(48)が24日発売の著書「父・横山やすし伝説」(宝島社、1490円)で、父の素顔を明かしている。
父親について語った著書は初。酒飲みでけんかっ早い破天荒な生き様で知られる故人だが、家庭では息子を溺愛する優しいパパで「根暗で酒も弱く、ほとんど暴力はふるわなかった」と述懐し、
セスナ機で福岡まで息子を迎えにきた親バカぶりも披露。やすしさんが92年に暴漢に襲われて入院した際には「ワシの愛人たちをよろしくな」と“遺言”を託されたことなど逸話が満載だ。
また、同著では親子の“事件簿”の真相についても告白。父を襲った暴漢の正体を突き止めた話や、自身が少年院に入るきっかけとなった傷害事件の新事実など赤裸々につづっており、話題を呼びそうだ