「彼岸花」「秋日和」「秋刀魚の味」「浮草」と初めて小津作品を立て続けに見てみたけど、
まだそれぞれ改めて見直していないせいか、「浮草」以外の三作品の内容が似ているように感じられて、
どの作品にどの俳優・女優が出演してたっけと、なかなか区別がつかずにいるわ。

それに加えて「彼岸花」「秋日和」「秋刀魚の味」は、当時としても上流階級の人々を描いているせいか、
家族間の会話でもあんな丁寧で上品な話し方をしていたのかなとか、現代の自分の感覚では理解しがたいところがある一方、
「浮草」はもっと市井の人々・庶民の生活が描かれてるので、物語にすんなり入っていけて、エンタメ的にも一番楽しめたというのが第一印象。

これって、何回か見直していくうちにそういう感想は変わっていくもの?